出産記録①陣痛開始~産院へ
5月3日、予定していた子供たちのスイミング見学を、なんとなくやめておこう、
と思い、午前中はブログの更新などをしてゆっくり過ごしていました。今思えば
良かったのかも、予期していたわけではなかったけどね。
そして昼頃から何だかお腹が痛いぞ、と認識し始めました。サンドウィッチを
食べながら「まさかね・・」「もしかして?」「いやいや・・・でも?」と夫に
つぶやいたりして。夫も「じゃあ、病院に行くか?」と。
14時台になると15分おきに痛みが来るようになったので、多分これは陣痛なんだな
と覚悟が決まりつつありました。15時になったら、時計の針で確認しようと決め
びくびくしながら過ごし、夫と子供にも外出せずに待機していてもらうことに。
念のため、陣痛らしきものが来ている旨、うちから45分の距離に住む実家の母に
メールを送る。
陣痛はこのような経過を辿りました・・
15:02 55秒
15:14 55秒
15:22 20秒
15:29 50秒
15:38 40秒
15:48 60秒
15:58 45秒
16時、産院に電話
「5月10日予定日の〇〇ですが、1時間に6~7回の陣痛らしきものが確認
されたので、お電話してみました」
「初めてのご出産ですか?」
「いえ、3回目になります」
「それではすぐにお越しください、何分後に到着されますか?」
(わ!いよいよ始まるんだ、本当に、信じられない、まだ実感が・・・)
「えーと、20分後くらいでしょうか」
「わかりました、気を付けてお越しください」
電話を切った途端涙が・・・非常に心細くなりました、でも泣いている場合では
ない、急いで支度。よくわかっていない長男がふざけながら絡んでくるので気が
紛れたりして。夫の運転するステップワゴンに乗り込みいざ出陣。
産院に着くと同時にまた陣痛がきて、すぐに降りられず、おさまってから下車。
連休初日、静かな産院、誰も居ない待合室、明らかに少ない人手、当直の医師・・
そしてやっぱり無痛分娩はかなわない、初の麻酔なしの分娩、心細いことこの上
ない。案内された診察台へあがるとほどなくして当直の医師登場、こつこつ通った
産院の主治医ではなく初対面の、若い医師、カルテを見ながら説明する看護士と
のやりとりもぎこちなく、大層不安であった(+o+)
内診はさすがに痛くてヒーヒー言ってしまったけれど、「4cm開いていますね、
入院で様子見ということで良いのではないでしょうか」とのこと。そうだよね、
やっぱりこれはれっきとした陣痛の始まりだよね、でも、未だ「今日産むことに
なるなんて想定外、だって子宮口全然開いていないから連休明けかもって言われ
たのがたった3日前なのよ」という思いと半々でした。
16:30 入院
お産の服と産褥下着に着替えてすぐ、分娩台で監視装置を付けてチェック。
少々遠のいた陣痛の間隔は安定せずで、10分おきとかそんなものだったような。
まだ余裕がありそう、ということで浣腸をすることに。おしりを出すと看護士
さん「・・痔のお薬は持ってますか?あったら用意して貰った方がいいかも」
ヘイヘイヘイ、特大痔核さん出てますものね、了解です。「浣腸すると経産婦
さんはいきなりお産が進む場合もあるのでまた分娩台に戻ってきてくださいね」
でも、その後お通じを良くしても陣痛の波はさざ波で、陣痛室に移動することに。
17:10頃 陣痛室
ベッドに横になり監視装置で陣痛チェック、全然陣痛の間隔が縮まらないので
歩いたほうがいいのではないだろうか~と感じつつ、「経産婦はいきなり説」
による安静指示が出て、相変わらず横たわる自分。これじゃ遠のいて一旦帰宅
バージョンになるのでは!?と思った矢先「お部屋でお食事して、ご家族と話を
したりすると刺激になって陣痛が強くなるかもしれない」という指示が出て
2階の病室に戻ることに。食事を済ませ18時には陣痛室へ降りてくるようにと
のこと。
17:25 病室
母が到着するまで子どもの面倒を見なくてはならない夫に「まだ母来ない?」と
聞くと「すぐには出られないって言ってたから・・」とのこと、もー!15時に
連絡したんだから用意しておいてよ!と猛烈に苛立ってしまう。おまけに入院
グッズのなかに入れたはずの箱ティッシュが入っておらず、そんなことにも
切れまくり、アドレナリンがジャージャー出ていました、、おまけに来ている
はずだった夕食も全然届かずで。10分か15分くらい待って夕食来たけどね、陣痛
の合間に食べて18時には行かなきゃいけないからもう、次男が「お腹すいたー」
なんて言い始めたけどかまわず食事でした。
食事が終わっても、段取りの悪い夫や、ようやく着いた母に何だかイライラして、
ギャーギャー騒いじゃったりしてね、毎度のことながら、悪い人格が前面に出て
きますわ。。。
18:05 陣痛室
監視装置、相変わらずの10分間隔で弱い波。「経産婦さんはいきなり説」の前置
きのあと助産師さん「ちょっと歩いてみます?またお部屋に・・でもすぐに戻れ
るようにしてほしいんですよね」助産師さんも迷い中。私も予期できないので
陣痛室で起き上がったり、ゆらゆら揺れる椅子に座ったり、足踏みしたりして
過ごすことに。夫もここから立会いのため入室したけれど、陣痛が弱いうちに
箱ティッシュを買いに行って貰うことにした。夫が戻ってきた18:20頃から徐々に
陣痛が強くなってきて、18:35頃、4~5分間隔になったので助産師さんを呼ぶ。
4~5分間隔で悶絶の痛みに変わってきたものの、子宮口がまだ5cmとのこと、
この子宮口、以後なかなか開いていかず、途中で「微弱陣痛です」と診断される
わけです。初の無痛でない分娩は=促進剤なしの自然な陣痛による分娩、なわけ
で、3人目にして初体験なんですよ。微弱陣痛って過酷なものね。